③APIの技術解説(できる事)


APIは以前に説明したようにAmazonデータを取得したものが自分のサイトに情報を掲載するためのIF(アクセス規定)です。ですので、利用用途は主にAmazonから商品情報を取得することにあります。
APIの動作概要やイメージは前回に説明済ですが、技術的に理解を深めて頂くために開発者ガイドを参考にもう少し詳細について説明したいと思います。

開発者ガイドの見方

少し技術ページなので難しいように見えますが内容は単純なので出来るだけ簡単に説明します。
まずは、Amazonの技術仕様ページの「Product Advertising API 開発者ガイド」を見てください。見るべきポイントは大きく以下の2つです。

・リクエスト種別と内容(Amazonへの要求)
・レスポンス種別と内容(Amazonからの返答)

この2つについてこれから見方と主な内容について説明していきたいと思います。

各リクエスト(オペレーション)の説明

「Product Advertising API 開発者ガイド」の左サイドバーにあります”APIリファレンス”⇒”オペレーション”を見てください。(下図参照)
3_1_amazontech
ここに、”BrowseNodeLookup”や”ItemLookup”などがあります。これらは「APIで要求できるリクエストの種別」になります。
代表的なものは”ItemLookup”になりますので、そのページを見てAPIで実施できる内容がわかります。

【説明文を抜粋すると】
商品IDを指定すると、 ItemLookup オペレーションは、リクエストで指定したレスポンスグループに従って、一部または全ての商品属性が返します。デフォルトでは、 ItemLookup は商品のASIN, DetailPageURL, Manufacturer, ProductGroup および Title を返します。
ItemLookup は、多数のレスポンスグループをサポートしています。このため、商品レビュー、バリエーション、類似品、価格、在庫状況、商品画像、アクセサリなど、商品属性と呼ばれるさまざまな情報を取得できます。
複数の商品を一度に検索するには、商品IDをカンマで区切ります。

と書かれています。ItemLookupは商品の情報を取得できるリクエストということになります。ですので、商品名や価格などを取得できることがわかります。
ページ内の表に”IdType”というのが出ていますが、これは商品を何で検索しますかとうことです。ASIN,UPC,ISBN等の番号の種別を設定しその種別の番号を”ItemId”に設定し検索をかけるということになります。
【キーワードによる商品検索】
キーワードによる商品検索を実施したい方は多いでしょう。リクエスト種別は”ItemSearch”を使い”Keywords”を指定し検索すれば関連する商品の取得が可能です。ただし、キーワード検索は5ページ(or 10ページ)程度しか検索できないため、最大でも100商品程度しか取得できません。

各レスポンス(レスポンスグループ)の説明

Amazonから返答される情報であるレスポンスは関連ある情報をまとめてグループ化されており、レスポンスグループと呼ばれています。レスポンスグループは、もっと端的に言うと、「どんな情報を取得したいか(Amazonから返答して欲しいか)」を決めています。
レスポンスグループの見方ですが「Product Advertising API 開発者ガイド」から下図のように左サイトバーの”APIリファレンス”⇒”レスポンスグループ”で見ることが出来ます。
3_2_amazontech
レスポンスグループの配下に”Accessories レスポンスグループ”などの記載があります。ここには関連オペレーションとして対応できるリクエスト種別も記載されています。つまり、このリクエストでしかこの応答は使えませんよということです。私が良く使うレスポンスグループは以下になります。

・Small:商品に関する最低限(Small)の情報を返します。
・Medium:商品に関するほぼ必要(Medium)な情報を返します。(価格などを含む情報を取得可)
・Large:商品に関する出来るだけ多く(Large)の情報を返します。(価格などを含む情報を取得可)
・SalesRank:商品の売上げランキング(SalesRank)に関する情報を返します。

レスポンスグループは応答する情報をまとめてグループ化しています。もちろん、個別の返答要素がどのようなものが取得できるか確認することが出来ます。それが、”APIリファレンス”⇒”レスポンス要素”になり、これを見るとAPIで何が取得できるのか調べることが出来ます。

②API、MWS動作概要【共通】

APIとMWSの動作概要

基本的には2つの動作概要は同じです。技術的に難しく言うと、REST (REpresentational State Transfer) -APIというものになります。これhあ一般的な技術定義で、「URLにリクエストを送信し結果を得るもの」と一言でいうとそうなります。もっと簡単にいうと、どこかのサイトを見るときにURLを打ち込みます。帰ってくるのがHTMLで人が見やすいようにサイトページで画像があったりします。
Webサイトを運用していてAPIでAmazonから情報を取得し表示する基本的な動作としては以下になります。
1
きわめてシンプルです。APIもMWSも同じ動きでリクエストとレスポンスの単純なシーケンスです。
独自サイト等で記載しているのは、端末でもサーバでも同じです。各自の端末からRequestを送信してAmazonからResponseが返されるという流れで全てが成り立っています。
もう少しイメージをわかってもらえるように説明します。URLでアクセスしてURLに応じたResponse(答え)があります。これは通常のサイト閲覧と同じ動作です。ですので、AmazonのAPIもMWSもURLさえ正しければブラウザで見ることができます。

API,MWSをブラウザでアクセスし確認

例えば以下のAPIの例(URL)を見てみましょう。

もちろん、このままではTimeStamp等(キーなどもプライバシーのため変更してます)が違うので使えませんが、普通にサイトを閲覧するときのURLと同じ形式のものですので、これをChrome(IEなど、どのブラウザでも見れます)で閲覧すると以下のように見えます。(閲覧例)
API_browser
つまり、プログラム解析もデータ取得に失敗した場合は生成したURLが悪いのか、ネットワークなどの問題なのかを切り分けるのに、生成したURLをブラウザに張り付けて正常にデータが取得できるか確認することが可能です。

また、MWSに関してはこのRequest,ResponseのREST-APIに役割を持たせて一連の動作にさせていますので少しややこしいことがあります。
特に出品リストを送信する場合や、CSVファイルのUploadは送信して終わりでも良いのですが、状態を問い合わせて完了すれば結果を問い合わせるというような一連の流れです。
一応、参考に出品リストを取得する場合の流れについてこちらを見てみてください。難しく書かれていますがいたって簡単です。別投稿の「MWS実践編」で実際に動きを見ながら説明しますので確認してください。

①AmazonAPI、MWSとは?【共通】

以前に、Amazonの情報(データ)にアクセスする方法の全体一覧はこちらを説明しています。今回、最も良く活用されるAPIとMWSについて説明していきたいと思います。

【APIとは】

AmazonAPIとは?俗にいうAPIですが、Amazon Product Advertising API(リンク作成用API)のことで簡単にアフィリエイト用のIF(Amazonデータへアクセスするための規定)です。

Amazonは販売促進のためにAmazonで販売している商品を様々なサイトで紹介して欲しいと思って居ます。そのためにAmazon商品のデータを取得できるIF(情報の受け渡しできる入出口)を設けています。
このため、Amazonデータを取得することが出来、このデータを使って自分のサイトリンクを張って商品を販売出来れば1%等の一定の報酬を受け取ることができるというプログラムになっています。俗にいうアフィリエイトです。
このAPIを利用してAmazonの商品情報を取得してリサーチにしている方も多いです。が、本来はリサーチ用ではありませんので、しっかり認識して利用する必要があります。

【MWSとは】

MWSとはマーケットプレイスWebサービス(Market Web Service)の事です。簡単に言えば、セラー向けのIF(Amazonデータへアクセスするための規定)でセラーが商品情報を取得し出品したり価格改定や在庫改定をするためのIFになります。

セラーでも大量のデータをアクセスする必要がある方のみ利用用途が高いので、Amazonでセラーとして登録し、大口セラー(Professional Seller)のみ利用できます。ちなみに1カ国で月5,000円程度のアカウント費用がかかります。
大量のCSVを一度に送信して在庫のデータを書き換えたりできる業務の効率化には必ず使いたいIFになります。
これも、本来は今伝えたように既に出品している商品の価格情報取得や改定などを行うためのものですので、未出品商品の価格調査などのリサーチ用ではありません。
そのため、キーワード(例えば「ワンピース」等)などから関連商品を抽出して価格情報を取得するというようなことには使えませんただし、ASIN番号(Amazon固有の商品管理番号)やISBN番号等を把握している商品の価格調査などには利用できます

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