④API実践-はじめに(登録方法含む)


AmazonAPI(Product Advertising API)を用いたツール開発について解説します。
APIは今まで説明したとおりアフィリエイトのためにAmazon出品中の商品情報を取得するために利用します。
アクセスは一時間に2000件、ページ数も5ページ(10ページ)と制限があります。制限時にはAmazonからエラーがあり情報を取得することができませんが、繰り返し実施した場合はAmazonからアカウント停止などの制裁を受ける可能性がありますので、十分に注意してください。
(接続情報から接続元は100%識別され、すぐに判別されますので最低でも制限は守りましょう)

AmazonAPIを利用するためにAmazonからID等を取得する必要があります。これは、もともとはAmazonのデータにあくせすすることで、自分のWebサイト等でAmazonの商品を紹介することによる紹介料の得るためのアフィリエイトを目的としたIFなので、誰が紹介をしてくれているかを把握するために付与されています。利用するためには以下の①~③の3つのIDやKeyを取得することが必要となります。

(1)Amazonアソシエイト(アフィリエイト)にアカウント作成し以下を取得
(アカウント作成はアフィリエイトと同じなので、作成部分は“Amazon広告をサイトに載せる”と同じです。すでに取得されている場合は(2)から進めてください。)
 ①アソシエイトタグ(AssociateTag)【=アソシエイトID】
(2)Amazon Product Advertising API(リンク作成用API)にアカウント作成し以下を取得
 ②アクセスキーID
 ③シークレットアクセスキー

上記の①~③の取得方法について以下の通り解説していきます

(1-1)Amazonアソシエイト(アフィリエイト)のページを開き”無料アカウント作成”をクリックします。
1-1

(1-2)メールアドレスを入力し”初めて利用します”を選んで”サインイン”をクリックする。
1-2

(1-3)名前やメールアドレス、パスワードを入力し、”アカウントを作成する”をクリックする。
1-3

(1-4)氏名や住所などを入力し、”次:Webサイト情報”をクリックする。
(ショップ名等あいまいな情報では許可が下りない場合がありますので正確に入力)
1-4

(1-5)Webサイトの情報を入力します。もしサイトを持っていないなら構築予定のWebサイト情報を入力し”完了”をクリックする。
1-5

(1-6)アソシエイトIDを取得できました。
1-6

(2-1)AmazonAPI(Product Advertising API)のページを開き”アカウント作成”をクリックします。
2-1

(2-2)メールアドレスを入力し、”I am a new customer”を選択し、”Sign in …”をクリックする。
2-2

(2-3)名前とメールアドレス、パスワードを入力し、”Create Acount”をクリックする。
2-3

(2-4)住所、電話番号、Webサイト情報を入力し、規約に合意、セキュリティを入力し、”Complete Registration”をクリックする。
2-4

(2-5)アカウントの作成が完了したので、”Manage Your Accont”をクリックする。
2-5

(2-6)アクセスキー情報の”こちらのリンク”をクリックする。
2-6

(2-7)(2-3)で入力したメールアドレスとパスワードでログインする。
2-7

(2-8)”了解しました”のチェックを入れ、”続ける”をクリックする。
2-8

(2-9)アクセスキーを画面のとおり入手できました。シークレットアクセスキーは”表示”をクリック。
2-9

(2-10)シークレットアクセスキーを取得できました。
2-10

③MWSの技術解説(できる事)


MWSは以前に説明したように大口セラー向けのIF(アクセス規定)です。ですので出来ることは多岐にわたりますが大きなところでは以下のようなことです。

・Amazon商品情報の取得(自分が出品していなくてもAmazonの中にある商品は情報取得できます)
・Amazonへ販売商品の出品、出品の取り下げ
・Amazonへ出品中商品の価格改定、在庫変更
・Amazonへ出品している商品一覧リストの取得

などになります。これらの操作を特定商品に対して決められたデータ形式のやり取りやCSVファイルで複数商品を一括して実施することが出来ます。
MWSの動作概要やイメージは以前に説明済ですが、技術的に理解を深めて頂くために開発者ガイドを参考にもう少し詳細について説明したいと思います。

開発者ガイドの見方

少し技術ページなので難しいように見えますが内容はそんな難しくはありません。ただ、できることが多い分APIよりは複雑です。
まずは、Amazonの技術仕様ページの「Amazonマーケットプレイス Web サービス (Amazon MWS) ドキュメント」を見てください。
4_1_mws
MWSはセラーが用途により使えるように上図の赤枠のような処理種別があります。例えば「注文」というのは同じ名前のものがあります。これはバージョンが改版されたため古いバージョンと両方を記載しています。これから使われる場合は新しい方のマニュアルを見れば良いです。
主に使うものと内容を簡単に説明します。

主な処理種別バージョン内容
フィード2009-01-01新規出品、価格変更、在庫変更などの大量の消費にに操作するCSVファイルをアップロードする処理などに用います。
レポート2009-01-01現在、販売してい商品リスト(出品リスト)の取得などの処理を行います。
フルフィルメント2010-10-01FBA商品に関する処理を行う場合に用います。
注文2013-09-01出品商品が販売された(注文を受けた)情報を処理する場合に用います。
商品2011-10-01商品の最低価格などAmazonで販売(自分で出品していない商品も取得可)している情報を取得する場合に用います。

詳細は個々をクリックすることで閲覧することができ、複雑に難しく記載されていますが、最初に説明したように基本的な処理は全てREST-APIです。つまり、リクエストとレスポンスから成り立っていて非常にシンプルです。
ただし、処理によって処理フローが若干違いますので個々のページを作って詳しく説明していきます。

③APIの技術解説(できる事)


APIは以前に説明したようにAmazonデータを取得したものが自分のサイトに情報を掲載するためのIF(アクセス規定)です。ですので、利用用途は主にAmazonから商品情報を取得することにあります。
APIの動作概要やイメージは前回に説明済ですが、技術的に理解を深めて頂くために開発者ガイドを参考にもう少し詳細について説明したいと思います。

開発者ガイドの見方

少し技術ページなので難しいように見えますが内容は単純なので出来るだけ簡単に説明します。
まずは、Amazonの技術仕様ページの「Product Advertising API 開発者ガイド」を見てください。見るべきポイントは大きく以下の2つです。

・リクエスト種別と内容(Amazonへの要求)
・レスポンス種別と内容(Amazonからの返答)

この2つについてこれから見方と主な内容について説明していきたいと思います。

各リクエスト(オペレーション)の説明

「Product Advertising API 開発者ガイド」の左サイドバーにあります”APIリファレンス”⇒”オペレーション”を見てください。(下図参照)
3_1_amazontech
ここに、”BrowseNodeLookup”や”ItemLookup”などがあります。これらは「APIで要求できるリクエストの種別」になります。
代表的なものは”ItemLookup”になりますので、そのページを見てAPIで実施できる内容がわかります。

【説明文を抜粋すると】
商品IDを指定すると、 ItemLookup オペレーションは、リクエストで指定したレスポンスグループに従って、一部または全ての商品属性が返します。デフォルトでは、 ItemLookup は商品のASIN, DetailPageURL, Manufacturer, ProductGroup および Title を返します。
ItemLookup は、多数のレスポンスグループをサポートしています。このため、商品レビュー、バリエーション、類似品、価格、在庫状況、商品画像、アクセサリなど、商品属性と呼ばれるさまざまな情報を取得できます。
複数の商品を一度に検索するには、商品IDをカンマで区切ります。

と書かれています。ItemLookupは商品の情報を取得できるリクエストということになります。ですので、商品名や価格などを取得できることがわかります。
ページ内の表に”IdType”というのが出ていますが、これは商品を何で検索しますかとうことです。ASIN,UPC,ISBN等の番号の種別を設定しその種別の番号を”ItemId”に設定し検索をかけるということになります。
【キーワードによる商品検索】
キーワードによる商品検索を実施したい方は多いでしょう。リクエスト種別は”ItemSearch”を使い”Keywords”を指定し検索すれば関連する商品の取得が可能です。ただし、キーワード検索は5ページ(or 10ページ)程度しか検索できないため、最大でも100商品程度しか取得できません。

各レスポンス(レスポンスグループ)の説明

Amazonから返答される情報であるレスポンスは関連ある情報をまとめてグループ化されており、レスポンスグループと呼ばれています。レスポンスグループは、もっと端的に言うと、「どんな情報を取得したいか(Amazonから返答して欲しいか)」を決めています。
レスポンスグループの見方ですが「Product Advertising API 開発者ガイド」から下図のように左サイトバーの”APIリファレンス”⇒”レスポンスグループ”で見ることが出来ます。
3_2_amazontech
レスポンスグループの配下に”Accessories レスポンスグループ”などの記載があります。ここには関連オペレーションとして対応できるリクエスト種別も記載されています。つまり、このリクエストでしかこの応答は使えませんよということです。私が良く使うレスポンスグループは以下になります。

・Small:商品に関する最低限(Small)の情報を返します。
・Medium:商品に関するほぼ必要(Medium)な情報を返します。(価格などを含む情報を取得可)
・Large:商品に関する出来るだけ多く(Large)の情報を返します。(価格などを含む情報を取得可)
・SalesRank:商品の売上げランキング(SalesRank)に関する情報を返します。

レスポンスグループは応答する情報をまとめてグループ化しています。もちろん、個別の返答要素がどのようなものが取得できるか確認することが出来ます。それが、”APIリファレンス”⇒”レスポンス要素”になり、これを見るとAPIで何が取得できるのか調べることが出来ます。

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